2024年10月上旬、かあちゃんとくら寿しに昼食を食べに行った帰り、かあちゃんは最近お腹にガスが溜まって息苦しいというのでイオンの薬屋でガスたまりに効く整腸薬を買いました。数日、それを飲んでいたのですが、効かないので別の薬に変えたのですが、それも効かない。近所の医院に行ってもどこも悪くないと言われました。しかし、その後わずか2週間程の間にかあちゃんのお腹がみるみる膨れ上がり妊婦のようになってしまいました。再度、同じ医院を訪れ血液検査を行ったところ、10月25日の結果説明で腫瘍マーカーのCA19-9が240程の数値を示しており大きな病院で見てもらった方がいいということで紹介状を書いてもらいました。
10月29日朝、私はシフト勤務だったので、家から近い駅でかあちゃんと待ち合わせし、電車で病院へと向かいました。着いた駅で病院へのシャトルバスを待つ間、かあちゃんはバス停で胃液を吐いてしまいました。完全にふらふら状態です。大きな病院に着いて、受付してひたすら待つ。問診票を書くのですが、がんだった場合に告知を希望するかという項目があり、突然言われたらショックを受けるというので家族のみに告知に丸をつけました。予約時間は9時30分だったのに2時間待ってやっと診察。とりあえず、x線検査や血液検査、CT検査を行い、再度待つ。そして、さっきとは違う先生と診察。いまいち診断がつかなかったのか、今度は造影剤を打ってもう一回CT検査することに。すぐ入院した方が良いということで、検査後すぐに病棟に移りました。個室は1日16000円もするので3800円の4人部屋に入れてもらいました。その後、私は入院手続きカウンターに行って手続きを終え、とりあえず必要な物、歯ブラシ、コップ、紙パンツ、サンダル、ティッシュ等を買ってきました。かあちゃんはご飯がたべられないので、点滴となりました。かあちゃんはもしかしたら、2度と家に帰ることができないのではないかと頭をよぎり心配になってきました。